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2008
24 Heures du Mans
Le Mans, France
June 14 - 15, 2008
ル・マン24時間レース: アウディはプジョーを制して連覇達成

June 15, 2008

歴史に残る激戦ののち、アラン・マクニッシュが、ル・マン24時間レースに初優勝した。予選はプジョーの3台がトップを占めた。決勝もスタートから13時間はプジョーがトップを占めていた。しかし、マクニッシュの所属するアウディチームは3台のプジョー打倒に全力を傾注していた。そして13時間目にトップを奪うと、追いすがるプジョー振り切った。結果、アウディは28万5,500人が見守るなか、今年もル・マン24時間総合優勝を達成した。アウディは5連覇と通算8勝目を達成した。

ロレックスの時計が現地時間午後3時(日本時間15日午後10時)を示したとき、第76回ル・マン24時間レースはウェットコンディションのなかでゴールを迎えた。完走扱いは33台だった(他、2台が規定周回数に達せず完走にならず)。アウディの2号車(アラン・マクニッシュ/トム・クリステンセン/リナルド・カペロ)が優勝。2位と3位にはプジョーの7号車(マルク・ジェネ/ニコラ・ミナシアン/ジャック・ヴィルヌーヴ)とプジョーの9号車(フランク・モンタニー/クリスティアン・クリエン/リカルド・ゾンタ)が入り、この3台のドライバーたちが表彰台にあがった。

アウディR10の2号車は、夜から朝の時間にプジョーからトップを奪うと、クリステンセンが雨で濡れた朝の路面でも安定した走行を見せた。

クリステンセンは、ル・マン24時間レースに通算12回参戦し、8度目の総合優勝回数の記録を更新した。この成功には、ピットストップ回数を減らすなどアウディチームの優れたチーム力のおかげでもあった。ゴール目前となったときに再び雨が降って、路面が極めて滑りやすくなっても、アウディのドライバーたちはミスもなく優位を保ち続けた。

アウディに転機が訪れたのは、スタートから13時間目。2号車のリナルド・カペロがピットを済ませたあと、プジョー7号車のJ・ヴィルヌーヴもピットストップからコースに戻った。このとき、プジョー7号車はアウディ2号車の5秒後ろになった。アウディははじめてトップにたった。

だが、20時間目にまた流れが動いた。雨のなかR・カペロがウェット(雨天用)タイヤで1周を4分03秒828で周回するのに対して、ヴィルヌーヴはドライ(晴天用)タイヤで1周を3分57秒789というハイペースを連発した。これで、プジョーが再びアウディからトップを奪い返した。

アウディ、プジョー両陣営に固唾を飲む時間が流れた。ゴールまであと数時間となっても、両チームが表彰台を占めるのは明白だったが、その中央に立つのがどちらになるのかはまったくわからないほどの接戦だった。

12時51分、トップを奪いかえしていたアウディ2号車がアルナージュで滑ってスピン。だが、ドライバーのT・クリステンセンはペースを乱さず、ふたたび安定した周回を重ねた。残り2時間、雨のせいでトップのアウディと2番手のプジョーとの差は、2分44秒から2分32秒に縮まった。残り1時間、断続的に雨が降る危険なコンディションとなった。ドライバーもチームも観客も、その緊張は頂点に達していた。

ゴール目前となったところで、2番手のプジョー7号車にトラブルが発生した。操縦していたN・ミナシアンは376周目にマシンをピットへと向けた。この数秒前、T・クリステンセンが操縦するアウディ2号車は最後のピットストップを終えてピットを出ていた。残り13分。これで勝負がついた。

他のクラスでは、オランダのファン・メーケスタインチーム(ペーター・ファン・メーケスタイン/ヨス・フェルスタッペン/イェーレン・ブレーケモーレン)のポルシェR3スピアダーがLMP2クラスのトップとなる総合10位でゴールした。2位に7周もの大差をつけてのクラス優勝だったが、追うエセックスチームのポルシェR3スパイダーがミスファイアで遅れたのが原因だった。

元F1ドライバーのJ・フェルスタッペンは、マシンの良さを称えた。 「マシンが丈夫だった。まったく心配はなかったし、ただミスをしないように心がければ良いだけだった」 ル・マン史上初の中国人ドライバーとなった、コンフー・チェン(ソルニエレーシング:ペスカロロ・ジャッド)も完走を果たし、クラス3位として表彰台に上がった。

LMGT1クラスでは、アストン・マーティンレーシングの009号車(デビッド・ブラバム/ダレン・ターナー/アントニオ・ガルシア)が優勝した。2位はコルベットレーシングの63号車(ジョニー・オコンネル/ヤン・マグヌッセン/ロン・フェロウズ)だった。フェロウズはLMGT1クラスの激戦ぶりをこう振り返った。 「素晴らしいレースだった。だが、こんなに厳しい戦いになるとは思わなかった。去年にも増して準備をしてきたので勝てなかったのがちょっと残念だが、それでもル・マンは私にとって最高のレースだ」

LMGT1クラスの3番手もコルベットレーシングの64号車(オリヴィエ・ベレッタ/オリバー・ギャビン/マックス・パピス)だった。4位はアストン・マーティンレーシングの007号車(ハインツ=ハラルド・フレンツェン/カール・ヴェンドリンガー/アンドレア・ピッチニ)、5位はリュック・アルファン・アヴァンチュールのコルベット72号車(リュック・アルファン/ジェローム・ポリカン/ギョーム・モロー)だった。 「この結果は、素晴らしい戦略のおかげだ。来年も戻ってくるよ」と3位のO・ギャビンは語った。

LMGT2クラスでは、ミカ・サロが乗るリージ・コンペティツィオーネチームのフェラーリF430GTの82号車(ミカ・サロ/ジャンマリア・ブルニ/ジャイメ・メロ)が総合19位で、クラス優勝となった。 元フェラーリのF1ドライバーでもあったM・サロは、マシンを称え、優勝の喜びを素直に言葉にした。 「マシンがとても良かった。まったく問題がなかった。去年は、ル・マン以外全勝して、今年は良くないシーズンだけどル・マンには勝てた。とにかく素晴らしい日になったし、とてもうれしいよ」。

6月15日、午後3時。最も偉大な耐久レース、第76回ル・マン24時間レースが終わった。ロレックスの公式計時によると、55台がスタートしたうち完走したのは33台だった。

第76回ル・マン24時間 レース結果(クラス別トップ3)

ナンバー タイヤ   チーム名 マシン     タイム(周回数)            ドライバー名

LMP1 クラス
2 M アウディスポーツ・ノースアメリカ アウディ R10 TDI 24:00:24.085 (381 laps) R・カペロ/T・クリステンセン/A・マクニッシュ
7 M チーム・プジョー・トタル プジョー908Hdi-FAP 24: 04:55.179 (381 laps) M・ジェネ/N・ミナシアン/J・ヴィルヌーヴ
9 M プジョースポール・トタル プジョー908 Hdi-FAP 24:01:26.742 (379 laps) F・モンタニー/C・クリエン/R・ゾンタ

LMP2 クラス
34 M ファン・メーケスタイン・モータースポーツ ポルシェRSスパイダー 24:04:54.187 (354 laps) P・ファン・メーケスタイン/J・フェルスタッペン/J・ブレーケモーレン
31 D チーム・エセックス ポルシェRSスパイダー 24:05:44.070 (347 laps) C・エルガード/J/ニールセン/S・マーセン
35 M ソルニエレーシング ペスカロロ・ジャッド 24:00:34.929 (333 laps) P・ラグー/M・ライエ/チェン・C-F

LMGT1クラス
009 M アストン・マーティンレーシング アストン・マーティンDBR9 24:01:24.242 (344 laps) D・ブラバム/A・ガルシア/D・ターナー
63 M コルベットレーシング コルベットC6R 24:05:48.085 (344 laps) R・フェロウズ/J・オコンネル/J・マグヌッセン
64 M コルベットレーシング コルベットC6.R 24:01:15.328 (341 laps) O・ギャビン/O・ベレッタ/M・パピス

LMGT2クラス
82 M リージ・コンペティツィオーネ フェラーリF430 GT 24:03:57.320 (326 laps) J・メロ/M・サロ/G・ブルニ
97 P BMS スクーデリア・イタリア フェラーリF430 GT 24:01:03.257 (318 laps) M・マルチェリ/P・ルベルティ/F・バビニ
90 D ファーンバッハー・レーシング フェラーリF430 GT 24:00:24.742 (317 laps) P・エーレット/P・カファー/L-E・ニールセン

(タイヤ:M=ミシュラン、D=ダンロップ、P=ピレリ)

ロレックスは、2001年よりル・マン24時間レース、2005年より耐久レース選手権のル・マンシリーズの公式計時を担当している。また、北米の伝統の耐久レースであるデイトナ24時間レースでも、ロレックスは1992年以来公式計時を担当している。

ル・マン24時間レースに関する詳しい情報は、下記のサイトをご参照ください。

www.caracingnews.com

または、下記の担当者までお問い合わせください。
(なお、メール、電話とも、言語は英語となります)

International Media Contact:
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Eメール : sabrina@kpms.com


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